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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2012年07月01日

新しいブログに移りました

2012年4月より、これまで利用していた「チャンネル北国tv」が閉鎖となり、
「さぽろぐ」にお引っ越しとなりました。
そして、この機会に、新しくページをつくって、「カリンパニ通信」と題したブログをはじめました。
この「ニセコほろほろ」で読者登録していただいていた方々や、こちらに訪問してくださった皆様には、
新しいブログをご覧いただき、ニセコの様子を楽しんでいただければ幸いです。
どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
  

Posted by いとゆう at 22:06Comments(0)カリンパニ通信

2011年12月12日

満月の夕べ


土曜日は、満月で、夜空がとてもきれいだった。


月と羊蹄山

この日の夕方は、近藤小学校でのクリスマスコンサート。
1部は子どもたちの演奏会で、2部から大人のバンドが中心。
地域でこういう催しが出来るのっていいなぁ。

お友達のYちゃんが参加している1部だけのぞいて、
そのあとは兄ちゃんは父ちゃんと町内の忘年会へ。私と次男坊はお留守番。
兄ちゃん22時すぎ頃ハイテンションで戻って来ました。
お酒でも飲まされたのかと・・・
幼稚園のお友達が何人か同じ集落なので、
こうした場で会うとテンションがあがってしまうのだよね。。
恒例のビンゴ大会も盛り上がったようで、いろいろプレゼントをいただいて帰ってきてました。
“きつちそぺーぱーすたそど”(カタカナ表記、中国製)なるものとか。。(役に立ってます。。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

翌日曜日は、ヒラフのカフェレストラン「モーツァルト」で講演を聴きに。
タイトルは「シュタイナーの観点から道は拓ける〜この現代をどう捉え主体的に生きるか」
講師は豊浦のシュタイナー学園で美術を教える現代美術家の関麻衣子さんご夫妻。
ドイツの思想家ルドルフ・シュタイナーの芸術論を基に
西洋美術史の流れと人間の魂の成長(進化?)を関連づけて、
現代をどう歩んでいくかという示唆にとんだお話でした。
シュタイナーのとなえる人智学(アンソロポゾフィー)をすべて理解しているわけではないのだけど、
むしろまだまだ理解の域には達していないけれど、今回少し紐解けたような気もするし、
講演会のテーマだった「主体的に生きる」というのも、今の暮らしのスタイルに通じる点が多く、
いわゆる「気づき」の多い内容でした。

そもそもシュタイナーを知ったのは、高校生の頃。
中学高校が芸術系の学校で(音大・音高が併設してあるとこだった)、そのうえ帰国子女が多く、
外国の、アーティスティックなものを自然と耳にしたり、目にする機会が多かった。
友人に「これおもしろいのよ」とすすめられたのがシュタイナー建築を紹介した本。
その後、子安美智子さんの『ミュンヘンの小学生』を読んだり、
社会人になってからはシュタイナー展のようなものに行ったり。(これも建築がメイン)
(余談ですが『ミュンヘンの〜』と同時期に読んだ『パリの放課後』という本も面白かった。
こちらはシュタイナーではないけれど、著者は美術評論家高階秀爾氏の奥様だったような)
ニュージーにいた頃も、都市部に行けば、シュタイナーかモンテッソーリ系の学校があった。
そしてニセコに来たら、豊浦にシュタイナー学園が。
子どもたちをシュタイナー学園にいれたいわ、とも思ったりもしたけれど、
大人になってからこうして折に触れて理解を深めていくのも悪くないなとも思っているのです。

講演会に話を戻して、会場となったモーツァルトさん。
ここもまた素敵な喫茶店で、「妖精がいるカフェ」とも言われています。
オーナーの方にもよくしていただいているのですが、
彼女が妖精と思えるほど、魅力的な方なのです。
講演会でもお茶とケーキ付きという嬉しい演出。
集まった人たちはオーナーのお友達、知り合いが多かったようだけど、
隣り合わせた人同士で会話したり、始終和やかな雰囲気でした。

満月な週末、久々にアートな話題と雰囲気に浸れたひととき。
(あ、でも日曜日はむちゃくちゃ吹雪いてた〜。。。おかげで積雪どっかり)  

Posted by いとゆう at 06:11Comments(0)暮らし

2011年12月10日

冬到来


11月半ば、ようやく降った雪。


(戌年兄ちゃん、庭かけ回る)

積もっては溶けを繰り返し、
12月半ば、どっかり積もりはじめた!


(兄ちゃん、ママさんダンプで雪かき中)

いよいよニセコの冬がやってきた。



当館もあと10日でオープンです。




(ユースホステル カリンパニ・ニセコ藤山のサイトはこちらをご覧下さい)  

Posted by いとゆう at 09:44Comments(0)暮らし

2011年11月24日

秋の行楽〜寿都、黒松内、鏡沼ハイク


11月も下旬に入り、いよいよ冬間近!

ですが、ちょっとここで書きそびれた秋の話題。



10月3連休、快晴の中日。「寿都ほっけ祭り」目指していって来たのは寿都港。
夏のような暑い日指しの中、寿都の道の駅駐車場に屋台が並んで、
たくさんの人出とほっけ&海鮮づくしのイベント。
味わいました♪ほっけづくし〜〜
名物ほっけ飯に、ほっけのフライ、ちゃんちゃん焼きに、ほっけのすり身汁。
そしてホッケドッグなんて物まで! 4人で無心に平らげ、これまた名産ほっけ醤油を購入して、
ビンゴ大会がはじまったところで祭りを後に。(ただただホッケを食べにいっただけ。)

満たされたお腹を抱えて、次に足を伸ばしたのは黒松内のブナセンター
黒松内はニセコから30kmほど南にある町で、ブナの植生で有名なところ。
ブナセンターは、木工房や自然科学に関する書籍を中心にそろえたライブラリー、
そして木のおもちゃのコーナーがあって、大人も子どもも楽しめるとても楽しいところだった。
木製オルゴールの演奏も聴かせていただきました。
(たしか函館の職人の方で、道内でもこの実物を見られるのは珍しいそう)



周辺には遊歩道もあり、今回は中で遊ぶのに一生懸命で、外歩きはしなかったけど、またぜひ行ってみたいところ。
冬はかんじきツアーとかもあるようで、通年で楽しめそうです。

最後の楽しみは、黒松内名物、天然酵母のピザ屋さん!
(この日は無性においしいものを食べたくて、グルメツアーと題していた・・・)
しかし、日も傾き始めた頃、そのピザ屋さんのある道の駅トワ・ヴェールに寄ったら、
すで完売。。。人気なのですね。また来ようと、気を取り直して帰路についた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



明けて月曜日、昨日の晴天と打って変わって曇天の幕開け。
今日は前から参加しようと決めていたニセコ東部ふれあいクラブ主催の
「ニセコミステリーハイキング」へ兄ちゃんを連れて参加。
行き先を公表しない。当日までどこに行くかわらないからミステリー。というこのツアー、
集合場所が広報に記載されていなかったという「そこがすでにミステリー」(!)なこのツアー、
参加者大人5名、子ども1名、犬1匹。
「あちこちのイベントと重なっちゃって、これだけの参加になっちゃったよ。ワハハハ」
と、われわれ親子以外皆主催陣という、どこまでもミステリーなツアー。
でも3月に参加したスノーシューツアーで、兄ちゃんはメンバーのおじさまたちに顔を覚えてもらっていたので、
皆さんによくしてもらいながらとても楽しいハイキングとなった。
歩いたところは、倶知安花園エリアをさらに奥に入り、東急ゴルフリゾートの駐車場付近の登山口から入る鏡沼へのコース。
往復1時間弱で、それなりにアップダウンはあるものの、子どもワンちゃんの散歩がてら、気軽に歩ける楽〜な道。
紅葉と白樺の林の中を歩き切ると、森林限界を抜け、一面湿地帯。
そして小さいながらもきれいな沼「鏡沼」が姿を現す。

倶知安周辺の名所神仙沼に比べ、山道を登り切ってたどり着くこの沼は、感動も倍。
この週末は札幌で熊騒動が起きて、藻岩山等の登山道等が閉鎖されてしまったようで、
ここニセコも、そこまで行かないにしても、熊が近くで棲息していることには変わりなく、かなり警戒心が高まった。
これまで山歩きではつけたことのなかった熊鈴もつけてみたり。(途中、古い熊の爪痕も発見!)
山には危険がつき物。天候も崩れるもの。充分な装備と警戒心。
そして、自然界のテリトリーを必要以上に侵さない。そんなことが大事なんだな。と改めて気づかされた久々の山歩き。

それにしても日本に帰ってはじめての山歩き、気持ちよかった〜〜〜
兄ちゃんも本格的に日本の野山を歩いたのは初めて。
生後4ヶ月の時から背負子に入れられ、ニュージーランドはサウスランド地方周辺の森や丘、
歩けるようになってからは名のしれたトレッキングコースも歩き歩かされてきた。
「疲れた〜」とぼやきながらも、結構どんな道も根性で歩き通す。
今回も枝を拾っては、それを刀に見立て、ヒーローになったらとたんに元気が湧いて、
駆け出す始末。ワンちゃんのリードを持たせてもらったり。楽しみながら、歩き通せた。

ニセコ周辺の穴場を回った週末。まだまだおもしろいところはいっぱいありそう。  

Posted by いとゆう at 06:22Comments(0)ニセコ

2011年10月08日

薪ストーブ

秋分の日をすぎてからめっきり寒くなって来ました。
10月に入ってからは、羊蹄山も雪化粧となり、冬がひたひたと近づいて来ています。

薪も届いた!

薪ストーブも始動!

体育館の壁一面を覆い尽くす。


こっちも。


玄関まで!


食堂の鋳物の薪ストーブ。きっとこの冬も大活躍♪


ストーブで思い出すのが、NZでの暖炉の思い出。
まずは、6年前、NZで最初に入居した家の暖炉。
コール(石炭)でした。
NZ国内でもコールは規制されてきていたけど、
インバーは寒くなると町中にコールのにおいが漂っていた。冬の風物詩でした。
断熱のまったくなされていないめちゃくちゃ寒い家だったので、
暖炉つけて暖かだった記憶があまりないけど、人生で初の暖炉のある暮らしは、嬉しかった。


こちらは、冬になると通い詰めたクイーンズタウン(コロネットピーク)、オタゴスキークラブのジョエル・ロッジ。
夕方ロッジにメンバーが戻り始めると、暖炉に火をつけて、皆このラウンジでくつろぎました。
火にあたりながら、ここで過ごす時間がとても好きだった。


カンタベリーのスキーフィールド、Mt.Cheesemanのスノーラインロッジのラウンジ。
ここのはかなり年代物の薪ストーブ。滞在中、急激に冷え込んだ日があって、
ストーブにがんがん薪をくべて、暖をとりました。これ1台でかなりの暑さに。


外はしんしんと雪が降り積もり、ロッジの中では薪がぱちぱちと燃えて・・・

ふと現実に戻って、ここはニセコ。
窓の外が一面雪景色になるのが、ちょっと楽しみになってきているこの頃です。  

Posted by いとゆう at 01:18Comments(0)カリンパニ通信

2011年08月30日

カリンパニ市場

(ユースホステル カリンパニ・ニセコ藤山の情報はこちら)
3日間見事に晴天に恵まれて、無事にカリンパニ市場終了しました〜

日に日に出店者も増えて、どんどん形づいていく様子はまるで生き物のよう。
たくさんの方が訪れ、子どもたちは元気に遊び回って、大人たちもゆっくりくつろいで、
展示を見たり、ライブを聴いたり。
和やかな空気がそこかしこに流れていました。

主催者のれおちゃんの想いが広がり、みんなのエネルギーがつまったイベントとなって、
どんな会になるのだろうというどきどきから、次第にわくわくに変わっていきました。

夏日ふたたび!


うさぶろうさんの服。
体育館との一体感に、訪問された方から「昔からここにあるみたいですね」と言われました。


麻と綿の素材。身につけると軽やか。でも冬は暖か。通年で着られるそう。


葛のつるで作られたかご。使いやすそうながっちりした造り。


味わい深い陶芸作品。


鮮やかな彩りのアイヌ刺繍。魔除けとなる柄も心とらわれる。


優しい風合いの木工芸。


食べ物系も充実。ハーブティーと手作りお菓子。


2日目にはコーヒー屋さん参上!


カレーパン屋の売り子さん。笹や葉っぱにくるまれたあつあつカレーパン。


夕方からはライブもはじまり。


日替わりライブも。日中もそこかしこで生演奏。


幕営したりBBQしたり。木陰でピクニックする親子さんもいたり。


3日にわたって行われた、絵描きさん&子どもたちの共同制作!大作!


ここに紹介したのはまだまだ一部。
手作り布ナプキン、ガラス作品、有機農家さんのトマトジュース、手作りジャムなどなど。

来年もまたこの場所で再会しましょう〜
  

Posted by いとゆう at 00:33Comments(6)宿のこと

2011年08月23日

【催しごと】うさぶろうのふくとカリンパニ市場


今週の金曜日からご近所のお母さん友達の主催で、手作りの良さ、大切さを伝える市場が当館で開かれます。

8月26日(金)〜28日(日)11.00am〜17.00pm(最終日は15.00pmまで)
会場:ユースホステルカリンパニ(旧ニセコ高原ユースホステル/国道343号沿い。ニセコ町旧藤山小学校体育館)

さとううさぶろうさんデザインの「うさと」という草木染め・手織りの洋服を中心に、
ニセコで活躍される陶芸、木工芸、服飾小物づくりの方々、
そしてハーブティーにコーヒー、手作りお菓子のお店も出店予定です。
マイバッグ、マイカップご持参でご来場ください!

26日には、アイヌ刺繍のワークショップ。
夕方からは、ニセコ町有島のベーグル屋さんSEEDのまっちゃんさんのライブ。
27日の夕方もニセコの歌うたい種田奈摘子さんのライブもあります。

「うさと」のHP http://www.usaato.com/top.html
主催のれおちゃんのブログ http://reonousaato.seesaa.net/

ニセコには、道内外から、さまざまな才能を持った人たちが集まっています。
今回のカリンパニ市場ではその一部の方々が集結します。
れおちゃんにこの話を持って来ていただいて、ニセコの自然だけではない魅力に、
改めて気づきました。

今週末はずっと晴れの予報! ニセコへのドライブがてら、お立ち寄りください。
  

Posted by いとゆう at 01:36Comments(0)催しごと

2011年08月17日

このごろ 7月編


立秋とは名ばかりの〜暑さが続くのかと思っていたら、やはりここは北海道。
朝晩すっかり涼しくなって来たニセコです。
うかうかしてたら、夏が過ぎ去ろうとしていることに気づき、驚愕。もう秋?!

さて、ブログほったらかしのひと月半あまり。この夏も盛りだくさん。

まずは、札幌の建築会社さんによる屋根と床(一部)の改修!(3週間に渡る大改修。
痛んでいたところがみるみる蘇り、気持ちのいい空間が生まれました。)

ご近所のストーブ屋マキビト工芸さんによる古い煙突の解体工事。
(亀裂の入っていた古い煉瓦づくりの煙突。煙突を撤去し、ストーブの位置を動かし、
これまたすごく気持ちのいい空間が生まれました。丁寧な職人技を目の当たりにし、これまた感動。)

ハワイからみえた千秋さんファミリーとの出会い。
(この出会いは一生の宝物。ケンゴも7歳離れたコウスケ君にすごく刺激されていました。)

豊浦でのシュタイナー大人講座体験。(千秋さんからのお誘いで実現した、念願のシュタイナー体験!)

自主保育の幼稚園主催のバス遠足も。(行き先は洞爺湖!でも直前まで私だけ札幌に行くものと勘違い・・)

そして、家族の話題では、長男ケンゴも頑張った!
春から通いはじめた音楽教室の発表会。
叔母ちゃんお手製の衣装での初舞台、立派にこなしました!

8月に入ってからは、自分たちで内装したり、宿と住まいの空間を整えはじめたり。
2匹の怪獣をやっつけながら、時折おじいちゃんおばあちゃんにヘルプしてもらいながら、こつこつと進めています。

宿は、12月中旬オープンを予定。
名前も決まりました。ユースホステル カリンパニ。
アイヌの言葉で「桜の木」。アイヌのひとにとっての桜は「エゾヤマザクラ」。
庭にも大きなカリンパ・ニがあります。ここの主(ぬし)です。
  

Posted by いとゆう at 01:12Comments(0)暮らし

2011年06月27日

【催しごと】ハワイ島の暮らしお話会


◎能丸千秋さんお話会◎

ハワイ島ヒロからニセコに遊びに来ている能丸千秋さん。
フリーライターでハワイの暮らしについて本も書いていらっしゃいます。
7月1日 当館に彼女をお招きして、ハワイの暮らしや子育てのお話聞きつつ、
ハワイで人気のレシピも教えていただく催しを開催します。

日時 7月1日(金)午前10時半から
参加費 500円 
場所 カリンパニ(旧ニセコ町立藤山小学校体育館)
 *道々343号沿い、旧ニセコ高原ユースホステル内。
お問い合わせ 0136-44-1171 karimpani☆gmail.com(☆は@に変換してください)  

Posted by いとゆう at 06:46Comments(2)催しごと

2011年06月26日

このごろ


子どももやっと寝付いて、自家製シードル飲みながらひとり時間。
家計簿と手帳を眺めつつ、このひと月を振り返る。

5月末の次男坊の入院騒ぎ(RSウイルス)から早くもひと月。
この間江別に帰省して美唄(アルテ・ピアッツァ)を訪問、

戻ってすぐに、当館体育館でMarieさんコンサート。
自然講座で野鳥の見方を教わったり、ハワイからニセコに来ている親子さんと知り合ったり。
あっという間に6月も半分過ぎ。
(その間に私ひとつ歳をとり、干支も3回り。そして結婚して8年目に突入〜)

6月後半は地元の図書館や福祉施設のお祭りやバザーに出かけたり、
近所の美味しいお店も開拓したり。

そうそう友人主催の酵母クラスに参加して、リンゴ酵母、米のとぎ汁乳酸菌づくりをはじめてもみました。

あれ? 遊んでばかり??

いえいえ、宿の準備も試行錯誤ながら、少しずつ進行中です。
いよいよ7月から朽ちている土台の修繕工事がはじまります。
古民家を主に扱っている札幌の建築事務所に依頼。

そして共同キッチンの構想も練ってます。

当館専属イラストレーター・オジカサン(川崎在住)からもイメージ画も完成。
オジカサンの作品を使ってホームページ、フライヤー等のインフォメーションの準備にもとりかかっていきます。


  

Posted by いとゆう at 01:13Comments(0)暮らし

2011年06月09日

ライブのお知らせ




今週末、当館体育館にてライブがあります。

Marieさんというシンガーソングライターの方。
聴いたとたんに魅き込まれてしまう澄んだ歌声。
はじめて聴いた時には結構びっくりしてしまいました。

ここにMarieさんの歌声が響くのかと思うとすごく楽しみ。

今週の土曜日15:00開演です。

託児スペースも設けてありますので、ご家族でぜひ♪

MarieさんHP: http://marie-style.jp/

イベントの詳細:http://www.niseko-ta.jp/event/detail.php?id=358
  

Posted by いとゆう at 00:57Comments(2)ニセコ

2011年05月20日

秘密の花園






ぽかぽか陽気の水曜日、お友達キョウコさんご夫妻のお庭におじゃました。

5000坪のその庭に多様な草花が自生する。

ヒトリシズカにネコメソウ。フクジュソウにエンレイソウ。
エゾエンゴサクにミズバショウ・・・

呪文のように耳に響く植物の名前。

熊笹に覆われたその土地を10年越しで手入れされつづけ、
そうして今は植物の宝庫。

ほんとびっくりしてしまった。軽い気持ちで「お庭散策!」と思って、
おじゃましたら、「長靴いるわよー」とキョウコさん。
どんな道?!と思ったら、湿地帯があって水芭蕉まで自生していたー

四季の移ろい毎に訪れたい。まさにここは秘密の花園。





  

Posted by いとゆう at 23:38Comments(2)ニセコ

2011年05月16日

空間づくり- play room-



古さ故、色々と修繕が必要な当建物。住居部分も床が抜けてしまっていて工事が必要なので、
当面は食堂を自室にすることに決めました。(寝るところは、客室を使用中・・・)
かつて職員室だったこの食堂。
ここにオフィス、プレイルーム、ダイニング、ラウンジを作ることに!
と言っても家具で仕切って、空間をつくるだけ。

まずはできるところから。昨日はプレイルーム(遊び空間)を作成。

マットを敷く兄ちゃん。自分の遊び場だからお手伝いにも熱が入る。

3段棚には弟セイジのおもちゃを中心に。
チェストには、兄ちゃんのおもちゃ、パズルやレゴ、
折り紙にお絵描きセットが入っています。

絵本は別の棚に置こう。できればひと部屋つくりたい。
児童書中心のちいさな図書室をつくるのも目標。

空間づくり、自分の手を動かして、理想に近づけていく作業はやっぱり楽しい〜♪

この空間づくりの参考にしているのが、時々おじゃましている自主保育の幼稚園
運営するお母さんたちの手づくり幼稚園。園の運営も環境づくりもすべてオリジナル。

何もなかったプレハブ内。カーテンをつけるところからはじまって、
通うごとに物が集まり、どんどん形作られていってすてきな空間になっているのです。

我が家、我が宿もこんな風に、できるところは自分たちの手で、
居心地のいい空間をつくっていこうと思っています。  

Posted by いとゆう at 23:39Comments(0)宿のこと

2011年05月13日

引っ越しました。




あれだけ積もっていた雪もすっかりなくなり、ホーホケキョの声も聞こえてニセコは春。
さて4月末に、新居に越しました。新しいけど古い家。
昭和8年竣工の木造校舎(御年78!)です。
20年近くユースホステルとして活用されていたこの校舎。
ここで新しい宿づくりはじめます。

しかし、広いわ、古いわ。
引っ越し直後は、どこから手をつけていいのやらと途方に暮れました。。
2週間近く経って、ようやく自宅としても馴染んで来たような。。
後方にアンヌプリ、前方には昆布岳、東側には林の隙間から羊蹄山がちょこっと顔を出す。
ここでしか見られない景色もある。
イタチちゃんやらアオダイショウちゃんやらと屋根裏の住人も多いよう。
地域の人とも繋がりが生まれはじめ、にぎやかに新生活スタートです。  

Posted by いとゆう at 00:59Comments(5)暮らし

2011年04月09日

春を迎えて






雪がすっかり溶けはじめた。春霞の羊蹄山、ニセコ連山、昆布岳。
ニセコを囲む山々のきれいな稜線。青々とした山肌。
モノトーンの世界がカラーになっていくように、
雪が溶け、路肩にふきのとうが顔を出し、景色に色がつきはじめている。
雪国の春。きっと誰もが一年で一番嬉しい季節。
でも、今年の春はとても切ない。身近で災害が続き、
原発事故という現在進行形の問題も勃発した。
日々考えることが多く、社会も個人も抱える課題はとてつもなく大きい。
けれど、今はこの季節の移ろいをきちっと心で、肌で、感じておきたい。

今月末には、新居へ引っ越し。「新しい」ながらも、築70年の「古い」住まい。
半世紀アンヌプリの麓で小学校の校舎として使われ、宿としては20年使われて来た建物。
そこに私たちが暮らすことになった縁も不思議なものだけど(この話はまた後日!)
前のオーナーご家族がされてきたように、私たちも大事に、そして新しい記憶を刻みたい。

(写真は入園式の日、進級したクラスのお友達との帰り道)  

Posted by いとゆう at 01:52Comments(6)暮らし

2011年03月01日

ニュージーランド地震


ニュージーランド、クライストチャーチで地震が起きてから1週間が経つ。
この間まだ現地では救出作業が続くし、大きな余震もあるという。
水や電気はだいぶ回復したようだけど、元の生活に戻るにはまだまだ時間がかかる。
クライストチャーチには友人知人が多く住む。
被災した友人も夏の間単身赴任している町へ娘さんを避難させて、
そこで学校へ通わせることにしたという。
こうしたケースはきっと多いだろう。
町のシンボルだった大聖堂も倒壊してしまい、なじみのある町の変わり果てた姿に心が痛む。
しかし、建物はまた復元できる。一方、ひとの命は一度失ったら、もう還らない。
友人の言葉。
「まだまだ混乱は続くだろうけど、現実を受け入れ、自分のやるべきことをやるのみ。前へ進む」

亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、クライストチャーチの復興を切に切に願う。  

Posted by いとゆう at 12:04Comments(2)暮らし

2011年02月17日

寿都プチ観光






天気の落ち着いた水曜日。
ニセコから車で40分、日本海に臨む寿都(すっつ)町へ日帰りドライブ。
ここは風力発電の町。1年中風が吹き荒れるところで(どこかと似ている・・・)
海岸沿いに風車を建て、自然エネルギーを活用。
この景観、圧巻のひと言。
寿都は港町で漁港もある。歴史的文化遺産の鰊御殿も残り、歴史のある町。
ニセコの近くにこんなおもしろいところがあるなんて。
大規模な観光地ではないけれど、きちっと見せ所を抑えていて、
温泉、食事どころ、宿、土産物屋もあり、また行きたくなる魅力あるところだった。
なかなかの穴場です。

新鮮なお魚を仕入れようと、漁協直売所に行ってみるも3月末まで閉まっていた。
お魚は、市街地のカクサンマートで。路の駅では名産ぽい、ホッケ醤油「だし風」を購入。
ナンプラーのようなもの? 鍋物に使ったら美味しかった。

この日、午前中はヒラフでスキーをし、午後思い立って寿都まで出かけた。
1日で山と海を楽しめる。






  

Posted by いとゆう at 23:27Comments(4)ニセコ

2011年01月30日

どか雪






先週前半、好天に恵まれたニセコ。
月曜日から木曜日まで丸4日。雪もほとんど降らず、道路の雪は溶け、庭に積もった雪のかさも減り、これはこのまま春を迎えるのかしら・・・、と淡い期待を寄せていたら、やっぱりここはニセコだった・・・
本日ドカ雪。降った積もった。家のドアも開かないほど。
まだ吹雪いていたけど、ひとまず玄関前に道をつけねばと雪かき。
雪山を漕いで漕いで家の脇にまわり、屋根から落ちた雪をどかす。
ずぶずぶ腰まで雪にはまるわ、吹雪いて視界は悪いわで、自宅の庭で遭難するかと思いました・・・
でも、夜にはようやく雪も止んだ。
明日も降るのかなぁ・・・


  

Posted by いとゆう at 23:07Comments(2)暮らし

2011年01月23日

クラシックの夜






先週半ば、ずっと降り続いていた雪もようやく小休止。
木曜日は天気予報が外れて穏やかな一日になった。
久しぶりに羊蹄山も、どーーーんと姿を現した。
雪のせいか重量感2割増し?! なんだか膨張して見えた。

この日はニュージーランド繋がりのご家族とお会いした。
ケンゴは久しぶりにちょっと年上のお兄ちゃんたちに遊んでもらった上、
天気も良く皆で外で思いっきり遊んで、五感をフル回転。
もう夢中で遊んでました。0歳児のセイジも遊びの輪に入ろうと一生懸命。
そのご家族の2歳の末っ子ちゃんと二人で遊ぶ姿もなんとも微笑ましかった。
2歳くらいになると自分より小さい子がすごく気になるのだよね。
「ベイビー」「ベイビー」としきりに気にかけてくれていた。

金曜日の晩は、倶知安公民館で催された「ニセコ冬の音楽祭」へ。
一人でコンサートに行くなんて何年ぶり!!
ベルリン・フィルの首席フルーティストEmmanuel Pahud氏と
オーストラリア管弦楽団のRichard Tognetti氏率いるクインテットとの競演。
一流の音楽をニセコで聴けるなんて、すごい!
とはいえ、さすがにPahud氏ははじめの2曲のみの出演でした。(アドミッション2500円だものね)
そのあとの弦楽5重奏もよく、90分と構成もコンパクトで、とても楽しめた。

忘れてはならないオープニングの羊蹄太鼓の演舞も迫力満点でした。
今後、ニセコや倶知安の行事などで聞ける機会が多いだろうと楽しみが増えた。

それにしても、やっぱりライヴはいい〜〜。
東京時代、仕事帰りによくオケや室内楽を聴きに行っていたのを思い出す。
久しぶりの非日常の時間。息抜きになりました。お留守番の父ちゃん息子たちに感謝。
公演後CDを購入してPahud氏にサインもいただいて、車の中で聴きながら帰宅。

今回2回目のこの催し。毎年の恒例行事にしていきたいと、抱負を語るTognetti氏。
ニセコにひとつの文化が生まれる。これは非常に楽しみです。  

Posted by いとゆう at 07:00Comments(0)ニセコ

2011年01月17日

雪降りつづく





約10日ぶりの更新ですが、この間、ひたすらひたすら雪が降り続き、
どっさんどっさん積もりました。
町中は排雪が間に合わず、雪の壁は高くなるわ、道は狭くなるわ。
雪道の運転もおそるおそる。吹雪にホワイトアウトも体験。
これが北海道の冬の厳しさかぁ、、とその猛威におののく。

と、そんな日々の一方で、
雪が降るほうがむしろ暖かく感じられるような??とも思うのです。
というのも、この5年間住んでいた地球の裏側インバーカーギル(ニュージーランド国内でほぼ最南端の町)。
そこは南緯46度。北半球は樺太と同緯度。一年を通じて、強い南風が吹き荒れる町で、
街路樹なんて、風にあおられて斜めに立っているようなところでした。冬場はさらに雹が降ったり。
インバーの冬を思えば、ニセコの冬は気圧で体がしんどくなるなんてこともなく、屋内は暖かい。
むしろ快適なのでは??

というのは半分強がりで、どっさり積もった雪を見ると、もうすでに春が待ち遠しい・・ノデス。


ポーチの雪庇も肥大中!!  

Posted by いとゆう at 22:59Comments(0)暮らし